６０歳定年からの給付金。８０％の人は良く知らないサラリーマンに優遇されている給付金とは

公開日： 2022/08/02 : 最終更新日：2022/08/06 ★　未分類

現在お国の制度で定年について会社側は、３つから選ばなくてはならない。
①６０歳で定年して６５歳まで再雇用する。
　　また　61歳～64歳で定年して65歳まで再雇用する
②６５歳以上を定年とする。
　　国は、70歳定年を進めている　
③定年が無い。

あなたの会社は①～③どれになりますか？
私の会社は①の60歳定年で再雇用でした。
実は８０％の人は良く知らない、サラリーマンの優遇されている給付金があるんです。

私は今６２歳になろうとしています。
60歳でこのことを理解していなかった私は、大失敗してしました。

これから６０歳になるサラリーマンのあなたへ。
私と同じような失敗しないために、高年齢雇用継続給付給付金について
上手く貰って欲しいので、３つ説明します。と思います。
１・高年齢雇用継続給付って知っていますか？
２・失業保険を貰わないとは、どういうことか？
３・退職日はいつが良いかわかりますか？
細かい条件等は割愛して、簡単にまとめてみました。
最後までゆっくりご覧になり理解してください。

１．高年齢雇用継続給付って知っていますか？

65歳までの雇用の継続を援助するために、一定の条件を満たす60歳以上65歳未満の雇用保険の
被保険者の方に支給されます。
　
高年齢雇用継続給付には、
「高年齢雇用継続基本給付金」と「高年齢再就職給付金」の2種類があります。
今回は、「高年齢雇用継続基本給付金」について説明します。
　定年後は、60歳までの賃金より75％以下に下がる人がほとんどです。
75％以下に下がった人は、給付金が貰えます。

※　この「高年齢雇用継続基本給付金」をよく知らないと貰えなくなります　※

高年齢雇用継続基本給付金が貰える人を、簡単に言うと　
　①・定年して、そのまま、同じ会社で定年雇用継続している人。
　②・定年退職後、失業保険を貰わずに、退職後1年以内に他の会社に就職した人。
　③・就職後、さらに65歳までに退職して、失業保険は貰わずに、退職後1年以内に
　　　　他の会社に再就職した人。

高年齢雇用継続基本給付金が貰えない人を、簡単に言うと
①６０歳以降、失業保険を一回でも貰った人。
②退職後、失業保険を貰わずに、退職後１年が過ぎてしまった人。
③６０歳までの賃金の７５％以上もらえる人　

　失業保険：正式には「雇用保険の失業等給付の基本手当」といいますが、失業保険がわかりやすいと思いますので　失業保険を使います。

２．「失業保険を貰わずに」とは、どういうことか？

失業保険を貰わずとは・・・　ここが私が失敗したところです。
「②・定年退職後、失業保険を貰わずに、退職後1年以内に他の会社で就職した人」
この「失業保険を貰わずに」は、　
「ハローワークへ失業の手続きをしてはいけない」ってことです。
失業の手続きをした時点で、高年齢雇用継続基本給付金の受給資格から外されます。
失業保険を貰わずに　＝　ハローワークの失業手続きはしない　　ってこと！！

ここが
注意です！！

だからハローワークへ行く前に、高年齢雇用基本継続給付金を貰いたいか
失業保険を貰いたいか決めてから、ハローワークへ行ってください！！

私は、ハローワークで手続きして失業保険の入金がする前なら、
失業保険を貰わずに高年齢雇用継続基本給付金が貰えるのかと思っていました。
ハローワークで聞いたら、「もう手続きしてしまったので対象外」と言われました。

３・退職日はいつが良いかわかりますか？

最後にこれも注意です。
もし高年齢雇用継続基本給付金を貰っているときに退職する場合、
退職日に注意してください。
高年齢雇用継続基本給付金は月頭から月末までが対象期間になるため
例えば　８月３１日付退職なら　８月分の高年齢雇用継続基本給付金は貰えますが、
８月３０日付退職だと　８月分は貰えません。
私もこれ知らなかった。１か月分もらえませんでした。　月末退職にしてくださいね。

以上
６０歳定年からの給付金。８０％の人は良く知らないサラリーマンに優遇されている給付金とは
高年齢雇用継続基本給付金でした。　私と同じ失敗をしないために、
ハローワーク行くとき、退職するとき、再就職するとき、注意してくださいね。